カンオ ケイコ
KAN'O Keiko
神尾 敬子 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 助教 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 免疫アレルギー領域のスタートアップの最新動向調査研究2022 日米欧のアレルギー投資国際比較 |
掲載誌名 | 正式名:アレルギー ISSNコード:00214884/13477935 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本アレルギー学会 |
巻・号・頁 | 73(3),268-278頁 |
著者・共著者 | 足立 剛也, 早野 元詞, 伊藤 靖典, 猪俣 武範, 小川 靖, 貝沼 圭吾, 神尾 敬子, 倉島 洋介, 桑原 優, 坂下 雅文, 佐藤 さくら, 富田 康裕, 中島 沙恵子, 二村 昌樹, 正木 克宜, 玉利 真由美, 海老澤 元宏, 森田 英明, 日本アレルギー学会医療戦略検討委員会 |
発行年月 | 2024/05 |
概要 | 【背景】2022年「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画」が閣議決定され,スタートアップ等の推進・環境整備が始まった中,アレルギー領域の国内外のスタートアップ投資状況の調査は喫緊の課題と言える.【方法】2010-2021年までの日米欧のアレルギー関連スタートアップ156社を対象に,データベースやVCウェブサイトから投資情報等を集計した.【結果】投資額は7.2億USDで,米国:欧州:日本の比率は20:6:1であった.米国は2016-2018年をピークに鈍化する一方,日欧は増加傾向だった.米国はアトピー性皮膚炎・食物アレルギーに対するバイオ医薬品,欧州は喘息アプリ,日本はヘルスケアアプリ・疾患横断型等への投資が多く見られた.【考察・結語】アレルギー領域の国内投資環境整備は今後の発展が望まれるものの,米国や欧州が先行している.日本のスタートアップ増加や資金調達の限界を考慮すると,米国等からの資金調達の可能性が検討される.アレルギー研究開発におけるスタートアップの戦略的活性化に寄与する結果と期待される.(著者抄録) |
文献番号 | 2024306456 |