ニッタ コウサク   NITTA Kousaku
  新田 孝作
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   客員教授
論文種別 総説
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 【透析療法の課題,展望】総論 血液透析・血液濾過透析の現状と残された課題
掲載誌名 正式名:腎と透析
ISSNコード:03852156
掲載区分国内
出版社 (株)東京医学社
巻・号・頁 98(1),8-12頁
著者・共著者 新田 孝作
発行年月 2025/01
概要 <文献概要>はじめに 日本透析医学会(the Japanese Society for Dialysis Therapy:JSDT)の調査報告によると,わが国の慢性透析患者総数は約35万人である。これら透析患者の約半数は施設血液透析(hemodialysis:HD)を,残りの半数は血液透析濾過(hemodiafiltration:HDF)を受けている。腎不全原疾患は,新規導入,患者全体とも糖尿病性腎症が最も多い。この10年の年間粗死亡率は9.5~9.9%で横ばいである。一般人口当たりの透析罹患率は,男性で微増傾向,女性では微減傾向である。一方,一般人口当たりの透析有病率は,男性ではいまだ増加しているが,女性では横ばいである。このJSDTにおける年次報告資料に基づいて,わが国の慢性透析療法の現況とわが国の透析患者の今後の課題について考察する。
文献番号 Z213060003<Pre 医中誌>