オオツボ テンペイ
Ootsubo Tenpei
大坪 天平 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | C型慢性肝炎患者のインターフェロン療法中にみられる抑うつ状態に関して 前方視的研究 |
掲載誌名 | 正式名:精神神経学雑誌 ISSNコード:00332658 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (公社)日本精神神経学会 |
巻・号・頁 | 99(3),101-127頁 |
著者・共著者 | 大坪 天平, 宮岡 等, 上島 国利 |
発行年月 | 1997/03 |
概要 | 1)インターフェロン(IFN)療法中に見られる抑うつ状態に関して,IFN療法開始予定のC型慢性活動性肝炎患者85例を対象とした. 2)IFN療法を中止した例は9例であり,抑うつ状態の悪化によるものは4例であった.残り5例は,身体的な副作用によりIFN療法が中止された. 3)大うつ病エピソードを満たした症例は,IFN療法開始前とIFN療法開始2,4,12,24週後それぞれ,2例,11例,14例,25例,16例であった. 4)Hamilton Depression Scale(HDS)によって評価したうつ病の重症度得点はIFN療法開始前の3.3点と比較して有意に高く,IFN療法開始12週後が最高であった. 5)抑うつ状態を呈することを予測しうる危険因子としては,「神経症的性格傾向」,「IFN療法前のうつ病の重症度が高い」,が有意であった |
文献番号 | 1997147266 |