オオツボ テンペイ
Ootsubo Tenpei
大坪 天平 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 教授 |
|
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 心身医学的対応を要する患者に関する疫学と口腔領域の心身症の病態と治療に関する研究 |
掲載誌名 | 正式名:厚生省精神・神経疾患研究委託費研究報告書 青年期を中心とした心身症の病態の解明とその治療法に関する研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 厚生省精神・神経疾患研究班 |
巻・号・頁 | 平成10年度,51-56頁 |
著者・共著者 | 宮岡 等, 和気 裕之, 木野 孔司, 石川 高行, 小宮山 高之, 天笠 光雄, 葉室 篤, 吉邨 善孝, 大坪 天平, 宮岡 佳子 |
発行年月 | 1999/03 |
概要 | 1)口腔外科医が一般に用いている顎関節症分類は心身医学からの検討が不充分である. 2)顎関節症診療において,頻度が高く重要な精神面の問題はうつ病やいわゆる心身症ではなく,強い自覚症状や社会機能の障害を呈する症例への対応であり,その多くは身体表現性障害の中の疾患に分類される. 3)症例がもつ心身医学的問題は,医療の基本を軽視して実施されたため,生じていることが少なくない. 4)青年期顎関節症症例では抑うつよりも不安の方が著しい傾向がある. 5)青年期顎関節症症例は成人期以後の症例に比べて,心身医学的配慮をすべき問題が少ないが,同世代の健常者と比較すると,不安と抑うつの程度が強かった. 6)過食症に関連して顎関節症を発症することがあるため,十分な問診が必要である. 7)顎関節症に心身医療を実践することは医療経済面にも貢献する |
文献番号 | 2000027520 |