オオツボ テンペイ
Ootsubo Tenpei
大坪 天平 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 妄想性うつ病と非妄想性うつ病の比較研究 |
掲載誌名 | 正式名:精神医学 ISSNコード:04881281/1882126X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)医学書院 |
巻・号・頁 | 44(5),513-520頁 |
著者・共著者 | 葉室 篤, 大坪 天平, 田中 克俊, 秋元 洋一, 秋庭 秀紀, 平井 里江子, 宮岡 等, 上島 国利 |
発行年月 | 2002/05 |
概要 | 対象は寛解退院後も外来通院し,退院後2年間の転帰検査が可能であった大鬱病性障害単一エピソード,あるいは大鬱病性障害反復エピソード131例.妄想群と非妄想群に分けて比較検討した.その結果,単変量解析では,妄想群が非妄想群より有意に,入院時年齢,入院中最重症時17項目ハミルトン鬱病評価尺度(HRSD-17)得点,入院中最高抗鬱薬用量,入院中電気痙攣療法施行率が高く,入院時Global Assessment Function得点が低く,入院期間が長かった.寛解退院後2年間の再燃・再発率は,妄想群が68.9%,非妄想群が60.1%と有意差はなかった.妄想の有無を従属変数としたロジスティック回帰分析では,入院中最重症時HRSD-17得点と入院期間が,妄想の有無と有意な関連を示した |
文献番号 | 2002239127 |