オオツボ テンペイ
Ootsubo Tenpei
大坪 天平 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | OCD患者のQOLについて 薬物療法の影響に関する検討 |
掲載誌名 | 正式名:強迫性障害の研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)星和書店 |
巻・号・頁 | 5,39-45頁 |
著者・共著者 | 宍倉 久里江, 太田 有光, 大坪 天平, 三村 將, 上島 国利 |
発行年月 | 2004/05 |
概要 | 強迫性障害20例を対象に,SRIを中心とした薬物投与前,投与開始4週後および16週後にQOLおよび精神症状の評価のためWHO/QOL26,JY-BOCS,SDS,GAFを施行した.投与前のQOLスコアとY-BOCS得点,および投与前のQOLスコアとSDS得点に各々相関を認めた.投与前のY-BOCS得点とSDS得点の間に相関は認めなかった.16週間の投与期間中,Y-BOCS得点およびSDS得点は低下し,QOLスコアおよびGAFスコアは上昇した.各得点の変化については,QOLスコアとY-BOCS得点の間には負の相関が認められたが,QOLスコアとSDS得点,およびQOLスコアとGAFスコアの間には相関を認めなかった.その他,Y-BOCS得点とGAFスコアの間に負の相関を認め,Y-BOCS得点とSDS得点,およびSDS得点とGAFスコアの間には相関を認めなかった.治療後のQOLスコアとY-BOCS得点は相関していないが,治療後のQOLスコアとSDS得点の間には負の相関が認められた.治療後にY-BOCS得点が低下しているにもかかわらずQOLスコアの上昇を認めない症例は3例であった |
文献番号 | 2005292557 |