オオツボ テンペイ
Ootsubo Tenpei
大坪 天平 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 教授 |
|
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | Panic Disorder Severity Scale日本語版(PDSS-J)の妥当性と反応性の検討 |
掲載誌名 | 正式名:臨床精神薬理 ISSNコード:13433474 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)星和書店 |
巻・号・頁 | 7(7),1155-1168頁 |
著者・共著者 | 高塩 理, 大坪 天平, 田中 克俊, 青山 洋, 伊川 太郎, 吉田 由紀, 幸田 るみ子, 上島 国利, 山本 育代, 中野 有美, 古川 壽亮 |
発行年月 | 2004/07 |
概要 | Panic Disorder Severity Scale日本語版(PDSS-J)の重症度および重症度変化を捉える尺度としてのの妥当性を検討した.大学病院精神科でパニック障害と診断された初診外来患者80名にPDSS-J,Clinical Global Impression-Severity(CGI-S)を,4週間後に再来院した67名にPDSS-JとCGI-Improvement(CGI-I)を施行した.その結果,PDSS-JとCGI-Sの得点は有意な相関を示した.CGI-Sの軽症はほぼPDSS-Jの8-11点,中等症は12-15点,重症は16-19点,かなり重症以上は20点以上に値した.PDSS-J得点の変化とCGI-I得点の間にも有意な相関がみられ,PDSS-Jの臨床上重要な最小限の変化が6点であることが示された.本研究によって,PDSS-Jがパニック障害の重症度および反応性の評価尺度として妥当であることが示唆された |
文献番号 | 2004260976 |