オオツボ テンペイ
Ootsubo Tenpei
大坪 天平 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 定型抗精神病薬から非定型抗精神病薬単剤使用への切替えに対する検討 Subject Well-Beingを中心とした主観的評価 |
掲載誌名 | 正式名:臨床精神薬理 ISSNコード:13433474 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)星和書店 |
巻・号・頁 | 9(8),1617-1628頁 |
著者・共著者 | 山田 浩樹, 尾鷲 登志美, 高橋 太郎, 須佐 由子, 太田 晴久, 富岡 大, 池澤 聡, 大坪 天平, 中込 和幸, 上島 国利 |
発行年月 | 2006/08 |
概要 | わが国の統合失調症の薬物療法は,定型抗精神病薬多剤併用療法が主であったが,治療効果に対する自己評価の検討は十分ではなかった.本研究では,定型抗精神病薬内服中の慢性入院患者を,risperidone,olanzapine,quetiapineの各薬剤単剤へ切替えた.切替え前後で継時的に,主観的ウェルビーイング評価尺度短縮版の日本語版SWNS-J,主観欠損症候群評価尺度,EuroQOL,Drug attitude inventory,陽性・陰性症状評価尺度(PANSS),薬原性錐体外路症状評価尺度を評価し,空腹時血糖,Body Mass Index(BMI),プロラクチン血中濃度の測定を行った.切替えによりPANSSでは下位尺度のすべてにおいて改善が認められ,SWNS-Jでも有意な改善が認められた.非定型抗精神病薬単剤への切替えは,患者自身のQOL向上に寄与する可能性が示唆された(著者抄録) |
文献番号 | 2006245838 |