オオツボ テンペイ
Ootsubo Tenpei
大坪 天平 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 教授 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【抗うつ薬の用量 その決め方と変え方】維持療法時の抗うつ薬の用量 |
掲載誌名 | 正式名:臨床精神薬理 ISSNコード:13433474 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)星和書店 |
巻・号・頁 | 9(4),623-630頁 |
著者・共著者 | 尾鷲 登志美, 大坪 天平 |
発行年月 | 2006/04 |
概要 | うつ病治療の維持療法期には,急性期に効果があった抗うつ薬の用量を減量しないのが基本である.三環系以外の抗うつ薬における二重盲検比試験によれば,抗うつ薬の用量により再発を予測することはできない可能性が示唆されている.つまり,維持療法期には,抗うつ薬の「至適用量」という絶対値的用量よりも,「急性期に用いて有効であった用量を減量しない」という相対値的用量が重要であることが示唆されている.特に再発の危険性が高いと予測できる場合には,減量しないで維持するのが望ましい.その際,投与が長期におよぶ分,アドヒアランスを損なわないための工夫と,忍容性の維持に注意しながら個人に合わせた用量設定が必要となる.維持療法中に再発した場合は,まず抗うつ薬を増量することが推奨される(著者抄録) |
文献番号 | 2006114448 |