オオツボ テンペイ   Ootsubo Tenpei
  大坪 天平
   所属   医学部 医学科(附属足立医療センター)
   職種   教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 電気けいれん療法を施行した大うつ病性障害患者の特徴
掲載誌名 正式名:精神科
ISSNコード:13474790
掲載区分国内
出版社 (有)科学評論社
巻・号・頁 11(2),175-180頁
著者・共著者 尾鷲 登志美, 内田 充彦, 黒沢 顕三, 大坪 天平, 三村 將, 上島 国利
発行年月 2007/08
概要 電気けいれん療法(ECT)が施行された大うつ病性障害患者の特徴を明らかにするため、大うつ病性障害の入院患者206名を対象に、ECTを試行した群(ECT群)と試行しなかった群(非ECT群)の間で、人口統計学的背景、症状、薬物療法を比較検討した。その結果、ECT施行の有無には従来のECTガイドラインがほぼ反映されていたものの、実際にはうつ病の重症度よりも、自殺の危険性や、病相回数、薬物治療抵抗性などの要素が強く関連していた。また、ECT施行後の薬物療法については、結論的なエビデンスが乏しい中、臨床実地においては、リチウム、バルプロ酸、甲状腺剤による増強療法の施行率が高かった。
文献番号 2007344725