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            オオツボ テンペイ
            OOTSUBO Tenpei
           大坪 天平 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 特任教授  | 
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| 論文種別 | 原著 | 
| 言語種別 | 日本語 | 
| 査読の有無 | 査読あり | 
| 表題 | 大うつ病性障害の入院治療転帰と甲状腺機能との関連 | 
| 掲載誌名 | 正式名:精神医学 ISSNコード:04881281/1882126X  | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社 | (株)医学書院 | 
| 巻・号・頁 | 49(8),797-803頁 | 
| 著者・共著者 | 尾鷲 登志美, 大坪 天平, 黒沢 顕三, 内田 充彦, 鳥居 成夫, 三村 將, 上島 国利 | 
| 発行年月 | 2007/08 | 
| 概要 | 甲状腺の機能障害がうつ病の治療転帰に及ぼす影響について、大うつ病性障害の入院患者191名を対象にして、人口統計学的背景、症状、入院時の甲状腺機能、薬物療法に関して、診療録をもとにして後方視的調査を実施した。その結果、年齢が甲状腺刺激ホルモン(TSH)と有意の正の相関を、遊離トリヨードサイロニンとは負の相関を示した。また、入院時TSHが高値であるほど退院時のHamiltonうつ病評価尺度総得点が有意に高値であり、治療への非反応群では反応群よりも入院時TSHが有意に高値であった。以上より、入院時の甲状腺機能はその後の治療転帰の予測因子となる可能性が示唆された。 | 
| 文献番号 | 2007307225 |