| 
            オオツボ テンペイ
            OOTSUBO Tenpei
           大坪 天平 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 特任教授  | 
      |
| 論文種別 | 総説 | 
| 言語種別 | 日本語 | 
| 査読の有無 | 査読なし | 
| 招待の有無 | 招待あり | 
| 表題 | 【抗うつ薬治療における増強療法と併用療法】双極性うつ病に対する抗うつ薬の併用 | 
| 掲載誌名 | 正式名:臨床精神薬理 ISSNコード:13433474  | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社 | (株)星和書店 | 
| 巻・号・頁 | 12(2),237-244頁 | 
| 著者・共著者 | 谷 将之, 大坪 天平 | 
| 発行年月 | 2009/02 | 
| 概要 | 双極性うつ病に対して、気分安定薬に抗うつ薬を併用することは一般臨床において広く行われている。しかし、双極性うつ病に対する抗うつ薬の効果への疑問、躁転のリスク、rapid cyclingの誘発など様々な問題点も指摘されている。本稿では双極性うつ病に対する抗うつ薬の有効性と、維持治療の是非、躁転やrapid cyclingといった原疾患の不安定化に繋がる深刻な有害事象について述べ、また、各国のガイドラインでの双極性うつ病に対する抗うつ薬の位置づけを示した。双極性うつ病に対する抗うつ薬の併用の是非は有効性、有害事象のいずれの点からも十分な結論が出ているとは言いがたく、双極性うつ病に対する第一選択の治療とはなり得ないが、そのリスクを十分に理解し、適切に使用することで有用な治療オプションとなると考えられた。(著者抄録) | 
| 文献番号 | 2009102063 |