オオツボ テンペイ
Ootsubo Tenpei
大坪 天平 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 教授 |
|
論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【NMDA受容体機能と新たな精神疾患治療】NMDA受容体機能調節作用を有する新たな気分障害治療薬への期待 |
掲載誌名 | 正式名:臨床精神薬理 ISSNコード:13433474 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)星和書店 |
巻・号・頁 | 17(11),1509-1514頁 |
著者・共著者 | 熊田 貴之, 大坪 天平 |
発行年月 | 2014/11 |
概要 | わが国では健康問題、経済・生活問題、勤務問題、家庭問題を背景に自殺者が増加し、社会問題となっており、厚生労働省を中心として自殺対策に取り組んでいる。自殺の要因の1つとして精神疾患、とりわけ気分障害にともなう抑うつ状態が挙げられることから、その対策において精神科医療は極めて重要な役割を担っている。抑うつ状態の薬物療法は、長らくモノアミン仮説に依拠した薬剤で行われており、忍容性の問題を解決する形でSSRI、SNRIなどの抗うつ薬が多数開発された。しかし、効果の遅発性や治療抵抗性など多くの課題を残しているのが現状である。その課題を打破するために注目されているのがketamineを中心としたNMDA受容体機能調整薬であり、本稿では、適応外ながら本邦で上市されているketamine、memantine、D-サイクロセリンを中心に概説する。(著者抄録) |
文献番号 | 2015015265 |