オオツボ テンペイ
Ootsubo Tenpei
大坪 天平 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 教授 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【急性薬物中毒 精神疾患を持つ患者の自殺企図へのアプローチ】自殺に関連する薬剤に要注意! インターフェロン |
掲載誌名 | 正式名:薬局 ISSNコード:00440035 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)南山堂 |
巻・号・頁 | 66(11),2827-2832頁 |
著者・共著者 | 大坪 天平 |
発行年月 | 2015/10 |
概要 | <Key Points>一般科で使用される治療薬(薬剤)による精神症状(特に気分に関連した)は、あらゆる分野のあらゆる薬剤において起こるといっても過言ではない。実際の臨床場面では、その精神症状が薬剤によるものと判断されず見過ごされる場合も多い。薬剤による精神障害(薬剤性精神障害)の診断、とらえ方、特徴、頻度、経過、発現機序、および治療と対策に関して把握することは重要である。インターフェロン(IFN)は極めて副作用の頻度が高く、副作用の種類も多岐にわたる薬剤である。IFN療法中に最も認められるのは抑うつ状態で、C型慢性肝炎患者の場合、約30%に軽度の抑うつ状態が、約10%に重度の抑うつ状態がみられる。精神症状の出現とともにIFNを中止、または減量することが推奨されている。特に希死念慮、幻覚妄想、せん妄などの意識障害、躁状態では中止すべきである。(著者抄録) |
文献番号 | 2015406270 |