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            オオツボ テンペイ
            OOTSUBO Tenpei
           大坪 天平 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 特任教授  | 
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| 論文種別 | 総説 | 
| 言語種別 | 日本語 | 
| 査読の有無 | 査読なし | 
| 招待の有無 | 招待あり | 
| 表題 | 【心身症と周辺領域の治療戦略-薬物療法の位置づけと有効性】月経前症候群・月経前不快気分障害の病態と治療戦略 | 
| 掲載誌名 | 正式名:臨床精神薬理 ISSNコード:13433474  | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社 | (株)星和書店 | 
| 巻・号・頁 | 18(4),397-405頁 | 
| 著者・共著者 | 大坪 天平 | 
| 発行年月 | 2015/04 | 
| 概要 | 多くの女性が月経前に何らかの身体的・精神的変調を感じており、月経前症候群といわれている。また、月経前症候群の重症型ともいえる月経前不快気分障害も3~8%の女性にみられるという。2013年、19年ぶりで改訂されたDSM-5で、月経前不快気分障害は初めて抑うつ障害群のカテゴリーの1つに分類され、うつ病(DSM-5)/大うつ病性障害と同列の独立した疾患として、本文中に診断基準が記載されるまでとなった。しかし、その病態や治療戦略に関して、熟知している精神科医はまだ少ないかもしれない。ここでは、薬物療法を中心に述べるが、月経前症候群や月経前不快気分障害は、あくまでもbio-psycho-socialな病態であり、女性の自然な周期性変調の1つでもある。むやみに薬物療法という介入をするのではなく、個々の状態や重症度に合わせて、薬物療法以外(心理療法、認知行動療法、生活改善、エクササイズなど)も利用する幅の広い対応が重要と考える。(著者抄録) | 
| 文献番号 | 2015173507 |