オオツボ テンペイ   Ootsubo Tenpei
  大坪 天平
   所属   医学部 医学科(附属足立医療センター)
   職種   教授
論文種別 総説
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
招待の有無 招待あり
表題 【うつ病】うつ病の薬物療法のABC
掲載誌名 正式名:最新医学
ISSNコード:03708241
掲載区分国内
出版社 (株)最新医学社
巻・号・頁 71(7月増刊),1471-1476頁
著者・共著者 大坪 天平
発行年月 2016/07
概要 うつ病は多様な病像を示す症候群である.その治療には,抗うつ薬を中心とした薬物療法があるが,その効果にはある程度の限界がある.抗うつ薬1剤でうつ病を治療した場合,反応率はほぼ2/3までで,寛解率は1/3前後である.また,反応しても約半分の症状が残存しており,寛解しても決して症状がゼロになるわけではない.臨床上重要なことは,抗うつ薬が有効であろううつ病と,そうでないうつ病をどう見極めるのかに尽きると考えられる.ここでは,抗うつ薬単剤で治療可能なうつ病の見極めに関して,Ghaemiらの双極スペクトラム障害概念をヒントに述べる.(著者抄録)
文献番号 2016372167