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            オオツボ テンペイ
            OOTSUBO Tenpei
           大坪 天平 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 特任教授  | 
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| 論文種別 | 総説 | 
| 言語種別 | 日本語 | 
| 査読の有無 | 査読なし | 
| 表題 | 性差を意識した精神科薬物療法 | 
| 掲載誌名 | 正式名:臨床精神薬理 ISSNコード:13433474  | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社 | (株)星和書店 | 
| 巻・号・頁 | 25(7),747-755頁 | 
| 著者・共著者 | 大坪 天平 | 
| 発行年月 | 2022/07 | 
| 概要 | 近年、患者の個別性に配慮したテーラーメイド医療の必要性が指摘されている。精神科薬物療法においても、ゲノム情報を参考にしたテーラーメイド医療の可能性が注目されている。ゲノム情報に基づいて、特定の薬に対してどのような反応をするかを予測し、最大の効果性と最小限の副作用のための投与方法や用量設定を最適化することは理想的な精密医療(precision medicine)といえるが、まだ施設やシステムが不十分である。ここでは、患者を疾患群、年齢、性別、体重、体質、病状などでカテゴライズし治療法を検討する広義のテーラーメイドの手法の一つとして、性別による疾患の疫学、症候、病態を通して、性差による治療の違いや考慮すべき点、工夫可能な点を論じていく。特に、うつ病や不安症などの女性が多い精神疾患、女性精神医学の典型である、月経前症候群、月経前不快気分障害と更年期のうつ病に関しても概説する。(著者抄録) | 
| 文献番号 | 2022226645 |