フルイチ ヨシヒロ   Furuichi Yoshihiro
  古市 好宏
   所属   医学部 医学科(附属足立医療センター)
   職種   准教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 NAFLD病態評価におけるShear Wave Dispersion Imagingの有用性
掲載誌名 正式名:肝臓
ISSNコード:04514203/18813593
掲載区分国内
出版社 (一社)日本肝臓学会
巻・号・頁 59(7),370-373頁
著者・共著者 杉本 勝俊, 森安 史典, 大城 久, 吉益 悠, 竹内 啓人, 笠井 美孝, 古市 好宏, 糸井 隆夫
発行年月 2018/07
概要 組織学的に診断した非アルコール性肝疾患(NAFLD)24症例を対象として、超音波エラストグラフィによる画像パラメータと肝生検による組織学的パラメータの相関性を評価した。その結果、粘弾性に関連するshear wave(SW)speedと粘性に関連するdispersion slope、脂肪化の程度を反映する減衰値とAlanine aminotransferase、SW speedと線維化の指標であるFIB4、dispersion slopeとFIB4との間にそれぞれ有意な相関関係を認めた。また、SW speedは線維化を反映し、dispersion slopeは小葉内炎症を反映しており、減衰値は組織学的肝脂肪化と関連する傾向を認めた。SW speedとdispersion slopeはNAFLDの病態評価において有用な指標と考えられた。
文献番号 2018381374