フルイチ ヨシヒロ
Furuichi Yoshihiro
古市 好宏 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【肝疾患における最新の超音波診断】肝臓 造影超音波でFNH様の所見を呈した肝細胞癌の一切除例 |
掲載誌名 | 正式名:Rad Fan ISSNコード:13483498 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)メディカルアイ |
巻・号・頁 | 9(6),35-38頁 |
著者・共著者 | 山田 幸太, 今井 康晴, 天野 紗織, 佐野 隆友, 村嶋 英学, 市村 茂輝, 平良 淳一, 杉本 勝俊, 古市 好宏, 山田 昌彦, 中村 郁夫, 森安 史典 |
発行年月 | 2011/04 |
概要 | 57歳男。全身倦怠感が出現し、右季肋部に腫瘤を触知した。腹部超音波検査にて11cm大の肝腫瘤を指摘された。上腹部痛が出現したため、緊急入院となった。画像所見および血液検査所見より、肝細胞癌が強く疑われたが、腹部造影超音波検査のMFIで、腫瘍の中心より放射状に広がる血流を認め、限局性結節性過形成も鑑別として挙がった。肝部分切除術を施行した。病理組織所見で、腫瘍の辺縁は偽腺管構造を有し、脂肪化した腫瘍細胞が広がり、高分化型肝細胞癌であった。一方、腫瘍の内部は低分化型癌組織を伴う中分化型肝細胞癌で占められていた。また、腫瘍の中心部は線維化および出血壊死を認めた。腫瘍内には線維性隔壁を認めた。術後経過は良好で術後14日で退院となり、現在外来経過観察中である。 |
文献番号 | 2011259708 |