フルイチ ヨシヒロ
Furuichi Yoshihiro
古市 好宏 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 准教授 |
|
論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | Sorafenib治療開始早期より画像所見に著明な変化を呈したが、死亡した進行肝細胞癌の1例 |
掲載誌名 | 正式名:肝臓 ISSNコード:04514203/18813593 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本肝臓学会 |
巻・号・頁 | 51(5),227-235頁 |
著者・共著者 | 杉本 勝俊, 齋藤 和博, 本定 三季, 宮田 祐樹, 佐野 隆友, 市村 茂輝, 村島 英学, 平良 淳一, 山田 幸太, 古市 好宏, 山田 昌彦, 今井 康晴, 中村 郁夫, 森安 史典 |
発行年月 | 2010/05 |
概要 | 症例は、66歳男性。肝外転移を有する進行肝癌治療目的でsorafenib 800mg/day投与開始し、治療開始17日目に代謝性脳症で死亡した。治療前および治療後1週に、ソナゾイド造影超音波とMRI拡散強調画像をそれぞれ撮像した。造影超音波では、治療前と比べ治療後1週において、腫瘍部と健常腎実質部に著明な血流低下を認めた。一方、拡散強調画像では、腫瘍部のADCの著明な低下を認めた。sorafenib治療において、腫瘍部に血流低下などの、急激な画像所見の変化が生じる場合、治療効果良好の徴候とも考えられるが、重篤な有害事象の発現の可能性も念頭に置き、厳重な経過観察が必要であると考える。(著者抄録) |
文献番号 | 2010218977 |