フルイチ ヨシヒロ
Furuichi Yoshihiro
古市 好宏 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 准教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | Sorafenib投与後早期に代謝性脳症を併発し死亡した進行肝細胞癌の1例 |
掲載誌名 | 正式名:肝臓 ISSNコード:04514203/18813593 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本肝臓学会 |
巻・号・頁 | 50(10),595-597頁 |
著者・共著者 | 本定 三季, 杉本 勝俊, 宮田 祐樹, 佐野 隆友, 市村 茂輝, 村島 英学, 平良 淳一, 山田 幸太, 古市 好宏, 山田 昌彦, 今井 康晴, 中村 郁夫, 森安 史典 |
発行年月 | 2009/10 |
概要 | 60歳代男。肝細胞癌(HCC)例であり、種々の治療を行うも再発を繰り返し、転移も生じたため、従来の治療法では制御が困難と判断してsorafenibの内服を開始した。内服5日目より血液検査上、軽度の肝機能障害を認め、13日目より全身に多形紅斑が出現し、改善がみられないため14日目にsorafenib投与を中止した。同日昼頃より見当識障害、羽ばたき振戦がみられ、動脈血ガス分析で著しい代謝性アシドーシスを認めた。肝性脳症と診断して治療を開始したが、翌日の血液生化学検査に増悪傾向はないもののアシドーシスは更に悪化し、JCS200と意識障害も増悪した。頭部CTでは器質的異常はないが、頭部MRI上、代謝性脳症に特徴的な所見を認めた。投与中止2日目に意識レベルはJCS300と更に増悪し、sorafenib投与開始から17日目、投与中止3日目に死亡した。 |
文献番号 | 2010047561 |