フルイチ ヨシヒロ
Furuichi Yoshihiro
古市 好宏 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 准教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 限局性結節性過形成との鑑別が必要であった肝細胞癌の1例 |
掲載誌名 | 正式名:肝臓 ISSNコード:04514203/18813593 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本肝臓学会 |
巻・号・頁 | 47(9),433-440頁 |
著者・共著者 | 杉本 勝俊, 堀部 俊哉, 工藤 幸正, 目時 亮, 古市 好宏, 釜本 寛之, 清水 雅文, 山田 昌彦, 宮原 健夫, 横井 正人, 森安 史典, 中沼 安二 |
発行年月 | 2006/09 |
概要 | 患者は74歳、女性。近医にて施行された腹部超音波(US)検査および腹部MRI検査で肝腫瘤を指摘され、精査加療目的で入院となった。入院後の画像検査で中心瘢痕および明瞭な車軸状の血管構造を認めたため、肝細胞癌あるいは限局性結節性過形成(focal nodular hyperplasia:FNH)を疑った。確定診断目的で施行した経皮的針生検では、FNHは否定的で肝細胞癌と診断し手術を施行した。病理組織学的診断は中分化型を主体とした肝細胞癌であった。比較的稀ではあるが血行動態がFNHと類似する肝細胞癌も存在しその鑑別に注意が必要と考えられた。(著者抄録) |
文献番号 | 2007040569 |