フルイチ ヨシヒロ
Furuichi Yoshihiro
古市 好宏 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 准教授 |
|
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 孤立性胃静脈瘤に対する留置法を用いた経静脈的塞栓術の長期的検討 |
掲載誌名 | 正式名:日本門脈圧亢進症学会雑誌 ISSNコード:13448447/21866376 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本門脈圧亢進症学会 |
巻・号・頁 | 10(2),101-104頁 |
著者・共著者 | 中山 大寿, 目時 亮, 古市 好宏, 古川 雅也, 真田 淳, 森安 史典 |
発行年月 | 2004/05 |
概要 | 胃底部静脈瘤47症例にカテーテル留置法を用いた経静脈的塞栓術(B-RTO)を行い,長期予後が期待できる症例を明らかにすることを試みた.対象は,肝癌非合併例32例(LC群),肝癌合併例15例(HCC群)とした.累積生存率は,HCC群に比べLC群で良好であった.Child-Pugh分類では,Child-Pugh AのLC群では死亡例は確認されていないが,HCC群の5例では治療3年以内に3例が死亡した.Child-Pugh BのLC群では死亡例は確認されていないが,HCC群の5例では治療後3年以内に3例が死亡した.Child-Pugh Cでは,LC群の7例中3例,HCC群の5例中3例が治療3年以内に死亡した.Child-Pugh A,Bで肝癌非合併例に対するB-RTOの予後は良好であったが,Child-Pugh C症例や肝癌合併例の予後は不良であった.B-RTO施行にあたり,Child-Pugh C症例や肝癌合併例では十分な検討が必要と思われた |
文献番号 | 2005293334 |