フルイチ ヨシヒロ   Furuichi Yoshihiro
  古市 好宏
   所属   医学部 医学科(附属足立医療センター)
   職種   准教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 大腸癌発見動機について
掲載誌名 正式名:多摩消化器シンポジウム誌
ISSNコード:09139206
掲載区分国内
出版社 多摩消化器シンポジウム
巻・号・頁 16(1),33-39頁
著者・共著者 日高 道生, 古市 好宏, 田畑 美帆, 植田 健治, 片上 利生, 武田 一弥, 杉木 修治, 高瀬 雅久, 白鳥 泰正, 宮岡 正明, 冨岡 英則, 勝又 健二, 山下 晋也, 寿美 哲生, 高木 眞人, 加藤 文昭, 鈴木 芳明, 向井 将人, 鈴木 彰二, 大田 喜洋
発行年月 2002/03
概要 大腸癌発見動機の年次推移を比較し,便潜血検査の有用性に関する評価を行った.その結果,潜出血を発見動機とした症例は,早期癌では88年以降50%以上となり,進行癌では92年以降最も高い割合を占めるようになった.1日法による平均Hb濃度の比較では,早期癌・進行癌は正常,10mm未満のポリープに比べ,有意にHb濃度が高値であった.3日法でも早期癌・進行癌は,正常,10mm未満のポリープに比べ,有意に高値であった.更に進行癌では10mm以上のポリープ,早期癌に対し有意に高値を示した.3日法における糞便Hb濃度の最大値に対する中間値の割合は,進行癌・早期癌では正常,10mm未満のポリープに対し有意に高かった.以上より大腸癌発見における便潜血検査の有用性が示唆された
文献番号 2002157388