フルイチ ヨシヒロ   Furuichi Yoshihiro
  古市 好宏
   所属   医学部 医学科(附属足立医療センター)
   職種   准教授
論文種別 症例報告
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 急性胆嚢炎に合併した胃膿瘍の1例
掲載誌名 正式名:Progress of Digestive Endoscopy
ISSNコード:13489844/21874999
掲載区分国内
出版社 (一社)日本消化器内視鏡学会-関東支部
巻・号・頁 59(2),72-73,3頁
著者・共著者 田畑 美帆, 古市 好宏, 植田 健治, 西巻 学, 片上 利生, 日高 道生, 武田 一弥, 杉木 修治, 高瀬 雅久, 白鳥 泰正, 宮岡 正明, 西里 吉則, 森安 文則
発行年月 2001/12
概要 54歳女.腹部造影CTで,胆嚢壁は肥厚し,胆嚢内にガス像がみられ気腫性胆嚢炎が疑われた.胃前庭部後壁に膿様液体流出を伴う半球状の隆起がみられ,細菌培養ではグラム陽性球菌が検出された.胃体下部後壁に退色調の隆起性病変がみられ,生検組織はgroup IIIで腺腫と診断された.入院後から禁食及び抗生物質投与で治療開始し,自覚症状及びCRPは改善したが,膿瘍の縮小傾向はみられるものの消失しない為,胃亜全摘・Bil-I法再建術及び胆嚢摘出術が施行された.弱拡像では漿膜側より粘膜下層に炎症性細胞浸潤が著明にみられ,強拡像では炎症性細胞浸潤は好中球が主体で,一部に異物型巨細胞が混在した.胃体下部の隆起性病変は腺管腺腫であった.胆嚢炎・胆嚢周囲炎の波及による胃壁膿瘍と診断した
文献番号 2002120525