モリモト サトシ
Morimoto Satoshi
森本 聡 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 2型糖尿病合併高血圧症に対する心腎連関を考慮したテルミサルタンの臨床的評価 |
掲載誌名 | 正式名:大阪府内科医会会誌 ISSNコード:1881669X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)大阪府内科医会 |
巻・号・頁 | 19(2),180-184頁 |
著者・共著者 | 大山 恭夫, 阪口 正博, 森本 聡 |
担当区分 | 最終著者 |
発行年月 | 2010/10 |
概要 | 2型糖尿病合併高血圧症35例(男23例・女12例・平均60.3歳)に対し、テルミサルタン40~80mg/日を投与した。新規投与が22例、他のアンジオテンシンII受容体拮抗薬からの切り替えが13例で、併用薬はピオグリタゾン18例、SU剤12例、αグルコシダーゼ阻害薬2例、インスリン皮下注3例、スタチン17例、カルシウム拮抗薬9例であった。収縮期血圧は投与前平均153.5mmHgから12週後131.9mmHgに、拡張期血圧は95.9mmHgから79.7mmHgと有意に低下し、脈拍数も86.7拍/分から81.7拍/分に低下した。尿中アルブミン排泄量は274.9mg/g・Crから117.7mg/g・Crと有意に低下し、血漿BNP値は高値例で低下を認めたが、全体では有意な低下はなかった。空腹時血中インスリン値は18.2μU/mlから12.5μU/mlと有意な低下を認めた。HbA1c値は6.7%から6.0%に、空腹時血糖値は162.8mg/dlから118.0mg/dlと有意に低下した。 |
文献番号 | 2011058799 |