モリモト サトシ
Morimoto Satoshi
森本 聡 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 腹部大動脈人工血管の仮性動脈瘤破裂、および右大腿回旋動脈の仮性動脈瘤破裂をきたした血液透析患者の1例 |
掲載誌名 | 正式名:日本透析医学会雑誌 ISSNコード:13403451/1883082X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本透析医学会 |
巻・号・頁 | 42(12),959-964頁 |
著者・共著者 | 北村 哲也, 森本 聡, 万木 孝富, 岡本 貴行, 来島 泰秋, 福井 政慶, 中嶋 章貴, 岩坂 壽二 |
担当区分 | 2nd著者 |
発行年月 | 2009/12 |
概要 | 67歳男性。患者は2006年3月より動脈硬化性腎硬化症による慢性腎不全に対し血液透析が開始されたが、同年11月に右大腿部の疼痛および腫脹が出現し、入院となった。既往歴として閉塞性動脈硬化症に対するAorto-bifemoral bypass術、腹部大動脈人工血管の仮性動脈瘤に対する人工血管置換術、ステントグラフト挿入術があった。所見ではCTで右大腿部に血腫が認められ、血管造影では右大腿回旋動脈の仮性動脈瘤破裂が確認された。同部位にコイル塞栓術が行なわれたが、一方、腹部大動脈人工血管にもCTで仮性動脈瘤がみられた。増大が認められなかったことから、経過観察したところ、第37病日目に人工血管仮性動脈瘤が突然破裂し、緊急手術となった。破裂部の閉鎖は成功し、術後は経過良好であったが、リハビリテーションのための継続入院中の2ヵ月後に患者は突然死した。 |
文献番号 | 2010116699 |