モリモト サトシ
Morimoto Satoshi
森本 聡 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 2型糖尿病に対するピオグリタゾン投与前後における空腹時血中インスリン濃度の変動について |
掲載誌名 | 正式名:Progress in Medicine ISSNコード:02873648 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)ライフ・サイエンス |
巻・号・頁 | 29(3),899-904頁 |
著者・共著者 | 大山 恭夫, 森本 聡, 阪口 正博 |
担当区分 | 2nd著者 |
発行年月 | 2009/03 |
概要 | 食事療法、運動療法のみで糖尿病治療を行っている80例(男47例、女33例、平均62歳)を対象に4群に分け、2型糖尿病に対しピオグリタゾン治療を行い、投与後のHbA1c値改善効果と空腹時血中インスリン濃度(FIRI)変動について検討した。ピオグリタゾン投与前のFIRIによりI群(低値群)4例(男女各2例)、II群(正常低値群)31例(男12例、女19例)、III群(正常高値群)23例(男16例、女7例)、IV群(高値群)22例(男16例、女6例)に分類した。単独投与は42例、追加投与は38例であった。ピオグリタゾンは高インスリン血症のみでなく低インスリン血症に対してもHbA1c値改善効果があった。投与後殆どの症例で血中インスリンが低下し、特に投与前FIRI高値の症例で低下率が顕著であった。ピオグリタゾン投与によってFIRIが上昇する症例もあり、投与前FIRIが低値の症例に多かった。 |
文献番号 | 2009174067 |