モリモト サトシ   Morimoto Satoshi
  森本 聡
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   准教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 2型糖尿病に対するピオグリタゾン(アクトス)投与前後のBNP値の変動(1年間の経過観察)
掲載誌名 正式名:大阪医学
ISSNコード:13421239
掲載区分国内
出版社 大阪府医師会医学会
巻・号・頁 41(3),10-15頁
著者・共著者 大山 恭夫, 阪口 正博, 気比 茂子, 森本 聡
担当区分 最終著者
発行年月 2008/03
概要 2型糖尿病患者を対象にピオグリタゾン投与前、投与後1年間のBNP値の変動について検討した。対象症例をピオグリタゾン投与前のBNP値により、正常と考えられるI群(BNP<40pg/ml)、要観察と考えられるII群(40pg/ml<BNP<100pg/ml)に分類した。その結果、ピオグリタゾン投与後3ヵ月までの経過観察可能な症例は44例(I群34例、II群10例)で、そのうち継続して1年間経過観察可能であった症例は22例(I群15例、II群7例)であった。BNP値は両群ともに12ヵ月を通じて有意差がなく、HbA1c値は両群ともに3ヵ月まで有意な低下を認め、その効果は12ヵ月後も維持された。また、脂質代謝、肝機能検査値は両群ともに有意な低下改善効果を示した。
文献番号 2008314966