モリモト サトシ
Morimoto Satoshi
森本 聡 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 高血圧合併血液透析患者における塩酸エホニジピンの心拍数低下作用について |
掲載誌名 | 正式名:腎と透析 ISSNコード:03852156 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)東京医学社 |
巻・号・頁 | 59(1),145-148頁 |
著者・共著者 | 森本 聡†*, 長村 智子, 矢野 豊, 眞野 暁子, 立川 弘孝, 槙 系, 澤田 克徳 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
発行年月 | 2005/07 |
概要 | 高血圧合併透析患者に対して降圧薬としてはベシル酸アムロジピン(アムロジピン)が単独投与されている13例を対象に,降圧薬をエホニジピンに変更して心拍数に対する効果を検討した.収縮期血圧,拡張期血圧とも変更前後では有意な変化はみられなかった.心拍数は,アムロジピン投与時は73±3拍/分であったが,変更4週後では67±3拍/分と有意に低下した.アムロジピン投与時の心拍数を70拍/分未満および70拍/分以上で層別した.70拍/分未満の症例では,エホニジピン投与後の心拍数の変化は-0.1±1.3拍/分とほとんど変化していなかったが,70拍/分以上の症例では-10.3±3.2拍/分と心拍数が低下し,70拍/分未満症例に比べ有意に低した.エホニジピンへの変更による随伴症状発現等の副作用は認められなかった.エホニジピンはアムロジピンに比べ透析患者の心事故をより抑制する可能性が示唆された |
文献番号 | 2005275966 |