モリモト サトシ
Morimoto Satoshi
森本 聡 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 本態性高血圧患者における早朝,外来,夜間血圧調査 ATOM研究 |
掲載誌名 | 正式名:薬理と治療 ISSNコード:03863603 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | ライフサイエンス出版(株) |
巻・号・頁 | 32(8),481-486頁 |
著者・共著者 | 環 愼二, 大西 正人, 森本 聡, 堀江 稔 |
発行年月 | 2004/08 |
概要 | 降圧療法施行中の本態性高血圧症患者の,ある1日の早朝血圧と外来血圧との差異,ならびに夜間一早朝血圧較差について調査することを目的に,家庭血圧測定ならびに外来血圧,測定を実施した.今回は,収縮期血圧について検討を行った.早朝の血圧コントロールが容易でなく,外来血圧のみを評価しているだけでは約半数の早朝高血圧例を見逃してしまう危険性を含んでいた.ARBの中でもカンデサルタンが投与されている例では,夜間-早朝血圧差が最も小さかった.このことは,少なくともカンデサルタンの降圧持続性は,バルサルタンよりも優れている可能性を示唆するものである.よって,外来血圧のコントロールが良好と評価された半数以上の53%が早朝高血圧を示し,同じカテゴリーに分類される薬剤であっても降圧持続性は大きく異なることが明らかになるなど,日常臨床に有益な情報を得ることができた |
文献番号 | 2005018291 |