モリモト サトシ
Morimoto Satoshi
森本 聡 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 【高血圧と臓器障害】高血圧の血管内皮細胞におけるNO遊離低下と降圧治療による内皮機能改善作用 |
掲載誌名 | 正式名:血圧 ISSNコード:13404598 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)先端医学社 |
巻・号・頁 | 6(7),628-632頁 |
著者・共著者 | 八田 告, 中田 徹男, 小國 敦彦, 城戸 秀典, 原田 早苗, 木山 昌洋, 森口 次郎, 森本 聡, 伊東 宏, 佐々木 享, 武田 和夫, 中川 雅夫 |
発行年月 | 1999/07 |
概要 | 自然発症高血圧ラット(SHR)及びDOCA高血圧ラット(DOCA-Salt)の大動脈血管からの培養内皮細胞のNO産生を測定し,更に降圧治療の影響について検討した.SHRでは7週齢と14週齢と2群で検討したが,いずれも同週齢のWKYに比してNO産生は低下していた.又,DOCA-Salt高血圧ラットにおいても対照群に比してNO産生は低下していた.3週間のマニジピン及びヒドララジンの降圧治療は,いずれの高血圧モデルにおいてもNO産生を改善した.しかしSHRでは,7週齢では対照のWKYレベル迄改善したが,14週齢では対照レベル迄は改善を示さなかった.高血圧における血管内皮細胞のNO産生は有意に低下しており,今回使用したいずれの降圧薬においても有意に改善したことより圧負荷自体がNO産生の低下を惹起する可能性が示唆され,又NO産生改善効果は降圧治療開始時期により異なる可能性も示唆された |
文献番号 | 1999257158 |