モリモト サトシ
Morimoto Satoshi
森本 聡 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 胸部異常陰影で発症し末期に白血化及びhemophagocytic syndromeの合併を認めたNK細胞リンパ腫 |
掲載誌名 | 正式名:臨床血液 ISSNコード:04851439/18820824 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本血液学会-東京事務局 |
巻・号・頁 | 37(8),682-687頁 |
著者・共著者 | 森本 聡†*, 平田 俊幸, 辰巳 哲也 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
発行年月 | 1996/08 |
概要 | 57歳女.生検にて悪性リンパ腫(diffuse, small cleaved cell)と診断され,VEPA療法等により順調に経過していたが,7ヵ月後発熱,汎血球減少と共に末梢血にlarge granular lymphocyte(LGL)が出現,骨髄にてLGLの増加と血球貪食像を認めた.LGLの表面抗原はCD2(+),CD3(-),CD16(+),CD20(-),CD56(+),T細胞受容体遺伝子のβ及びγ鎖は再構成なく,EBウイルスのDNA termini probeを用いた検索でmonoclonalityが証明された.初診時のリンパ節生検標本の再検討でNK細胞リンパ腫が末期に白血化したものと考えられた.また血球貪食症候群(HPS)を合併し,血中のIFN-γ,M-CSF,G-CSF,IL-6の高値を認めた |
文献番号 | 1997102808 |