オダ ユウイチ
Oda Yuuichi
小田 侑一 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 助教 |
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論文種別 | その他 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 頭蓋底脊索腫に対する手術と定位放射線治療の現状と展望 |
掲載誌名 | 正式名:日本内分泌学会雑誌 ISSNコード:00290661/2186506X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本内分泌学会 |
巻・号・頁 | 97(Suppl.HPT),57-59頁 |
著者・共著者 | EguchiSeiichiro, AmanoKosaku, OdaYuichi, HayashiMotohiro, HoribaAyako, KawamataTakakazu |
発行年月 | 2021/09 |
概要 | 脊索腫23例(男性9例、女性14例、平均年齢39.6±21.4歳)の治療方法と長期治療成績を後方視的に検討した。全例摘出術を行い、亜全摘は4例、部分摘出は19例であり、観察期間中に亜全摘の2例と部分摘出の13例で残存腫瘍の再増大を認め、全体の無再増大生存率(PFS)は5年/10年とも78.4%、全生存率(OS)は5年93.3%、10年84.0%であった。また、部分摘出19例のうち、3例に炭素線(重粒子線)治療を、11例にガンマナイフ治療を行い、炭素線(重粒子線)治療の腫瘍制御率は1年100%、3年50%で、ガンマナイフの局所制御率は1年87.5%、5年45%であった。Cox回帰分析にてPFSを延長させる因子は病理組織型のみであり、OSを延長させる因子はKi-67 LI低値と病理組織型であった。摘出術のみによる頭蓋底脊索腫の制御は困難であり、放射線治療の追加は必須である。 |
DOI | https://doi.org/10.1507/endocrine.97.S.HPT_57 |
文献番号 | 2022074903 |