ハナフサ ノリオ
Hanafusa Norio
花房 規男 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 【タスクシフトに伴う臨床工学技士による医療安全の最前線】臨床工学技士における動脈表在化への穿刺と透析関連で使用する超音波診断装置に関する安全対策 |
掲載誌名 | 正式名:医療と安全 ISSNコード:21878269 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本医療安全学会 |
巻・号・頁 | (15),38-47頁 |
著者・共著者 | 安部 貴之, 石森 勇, 村上 淳, 花房 規男, 市場 晋吾, 星野 純一 |
発行年月 | 2022/09 |
概要 | 医師の働き方改革に伴うタスクシフト,タスクシェアによって,臨床工学技士に動脈表在化および静脈への穿刺が認められた.また,業務範囲の整理が行われ,バスキュラーアクセス(VA:Vascular Access)への超音波診断装置(エコー)による評価が臨床工学技士に認められた.動脈表在化において,穿刺には動脈表在化の特徴を理解し,適切な止血方法を身に着けることが必須であり,VA管理には穿刺関連合併症の対策と適切なVA選択を行う視点が必要である.そして,これらを踏まえてVAを長期的に使用する戦略を立てることが重要である.エコーにおいては,正しい知識とスキルを身に着ける必要がある.機能評価および形態評価において,計測ミスや血管のご認識は,患者に不利益が生じることがある.また,エコーガイド下穿刺は,深部血管への穿刺時の注意点を理解し,プローブ操作による血管の誤り,動静脈の間違いなど初歩的なミスを起こさないように注意しなければならない.これら業務の整理,拡大により多くの臨床工学技士が新たな業務を習得することとなる.この段階で最も重要なのは,正しい方法と注意点を認識して,安全に取り組むための姿勢と教育である.(著者抄録) |
文献番号 | 2023063705 |