シイハラ マサヒロ
Shiihara Masahiro
椎原 正尋 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 助教 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | (特集 膵・胆管合流異常-先天性胆道拡張症の最新トピックス-)先天性胆道拡張症術後晩期合併症からみた至適切除範囲 |
掲載誌名 | 正式名:胆と膵 ISSNコード:03889408 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 医学図書出版(株) |
巻・号・頁 | 43(11),1573-1577頁 |
著者・共著者 | 椎原正尋†, 樋口亮太 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2022/11 |
概要 | 先天性胆道拡張症における外科治療の目的は症状と発癌の防止であり,拡張胆管の切除と胆道再建を行うことが一般的である。晩期合併症予防の観点からは,狭窄部の解除と拡張した肝外胆管の遺残のない切除が必要である。肝内胆管も拡張している戸谷IV-A型の先天性胆道拡張症において,肝側胆管をどこまで切除すべきか,拡張胆管切除目的に肝切除を付加すべきかについては,コンセンサスは得られていない。しかし,戸谷IV-A型症例でも,膜様狭窄や輪状狭窄などの狭窄部が肝門部に存在する場合には,術中に総肝管側からの狭窄解除の対処が可能であることが多いとされる。初回手術時の術前における,正確な狭窄や拡張胆管の診断と,狭窄をきたさないような広い胆管空腸吻合口の作成が重要である。(著者抄録) |
文献番号 | 2023031109 |