トクシゲ カツトシ
TOKUSHIGE Katsutoshi
徳重 克年 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 客員教授 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | (特集 非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)-臨床の現状と課題-)日本と欧米のNAFLD/NASH診療ガイドラインの特徴 |
掲載誌名 | 正式名:消化器内科 |
掲載区分 | 国外 |
出版社 | (株)医学出版 |
巻・号・頁 | 4(2),90-95頁 |
著者・共著者 | 徳重克年† |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2022/02 |
概要 | NAFLD/NASH診療ガイドライン第2版が2020年10月に出版された。定義・概念では、"主にメタボリックシンドロームに関連する諸因子とともに、組織診断あるいは画像診断にて脂肪肝を認めた病態"とメタボに関連した脂肪肝とNAFLDを定義した。"生命予後に最も関連する病理所見は、肝線維化であり、線維化の程度に応じて経過観察方法・治療法を考慮すべきである"と線維化の重要性を追記した。さらに線維化NAFLDの拾い上げフローチャート、HCCのスクリーニング案を提案した。治療に関しては、欧米のガイドラインと大きな違いはないが、NAFLD/NASHは地域差があり、特に日本ではlean NASHが多く、PNPLA3のリスク因子の保有率が高いことなどが特徴である。今後、これらの点も考慮したさらに進展したガイドラインが新たに設定されることを望む。(著者抄録) |
文献番号 | 2022119658 |