キムラ アヤコ   Kimura Ayako
  木村 綾子
   所属   医学部 医学科(附属足立医療センター)
   職種   助教
論文種別 症例報告
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 C型慢性肝炎治療前後でのMRエラストグラフィーおよびmac-2 binding protein glycosylation isomer(M2BPGi)による肝線維化の経時的変化の解析:血液透析患者5例の治療経験
掲載誌名 正式名:日本透析医学会雑誌
ISSNコード:1340-3451
掲載区分国内
出版社 日本透析医学会
巻・号・頁 55(11),645-652頁
著者・共著者 西沢蓉子, 大野秀樹, 木村綾子, 平澤慧里子, 登坂真依, 細田 祐未, 山口 恵理香, 堀本藍, 大前清嗣, 土谷 健, 新田 孝作, 佐倉 宏, 小川哲也
発行年月 2022/11
概要 C 型肝炎ウイルス(HCV)感染透析患者の抗ウイルス療法後の肝線維化の変化については不明点が多い.HCV RNA
陽性血液透析患者5 例にC 型慢性肝炎の治療前後で肝臓MR elastography(MRE)による肝硬度と線維化マーカー
Mac‒2 結合蛋白糖鎖修飾異性体(M2BPGi)を測定し解析した.【症例1】48 歳,男性.肝硬変(LC)あり.EBV+
GZV で治療.【症例2】53 歳,男性.EBV+GZV で治療.【症例3】60 歳,男性.GLE/PIB で治療.【症例4】79 歳,
女性.DCV+ASV で治療.【症例5】78 歳,女性.OBV/PTV/r で治療.全例で有害事象なくHCV RNA は陰性化し
た.治療前のMRE による肝硬度値はLC で5.6 kPa,非LC 2 例で2.25,2.9 kPa とLC で高値を示した.M2BPGi
中央値は治療前,後でおのおのLC 2.59,1.51 C.O.I.,非LC 1.88,1.31 C.O.I.と治療後に低下した.
DOI https://doi.org/10.4009/jsdt.55.645