イチハラ アツヒロ
ICHIHARA Atsuhiro
市原 淳弘 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 炎症性疾患 動脈硬化と炎症のかかわり |
掲載誌名 | 正式名:東京女子医科大学雑誌 ISSNコード:00409022/24326178 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 東京女子医科大学学会 |
巻・号・頁 | 90(5),97-104頁 |
著者・共著者 | 渡辺 大輔†*, 森本 聡, 市原 淳弘 |
担当区分 | 最終著者 |
発行年月 | 2020/10 |
概要 | 粥状動脈硬化は太い動脈や中型の動脈に脂肪で構成される沈着物が形成されることにより、心筋梗塞や脳卒中などの疾患を引きおこす。また、動脈硬化は慢性炎症疾患であることも知られている。動脈硬化の進展には血管内膜下にコレステロールが沈着することにはじまり、単球やマクロファージは動脈硬化を惹起しうる因子として重要である。ゆえに、炎症は動脈硬化の進展に大きく関与しており、向炎症サイトカインは動脈硬化を進展しうる。また日常臨床において炎症マーカーは動脈硬化の進展を示す指標として汎用されている。そこで我々は、心血管病やさまざまな内分泌疾患により引き起こされる動脈硬化に炎症の過程がどのように関与しているか、また抗炎症の観点からみた治療薬の特徴につき概略する。(著者抄録) |
文献番号 | 2021063714 |