ナカバヤシ アキラ
Nakabayashi Akira
中林 章 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 両側骨盤内膿瘍を合併した閉塞性子宮奇形に対して、腹腔鏡下片側付属器摘出術を施行した1例 |
掲載誌名 | 正式名:東京産科婦人科学会会誌 ISSNコード:21860599 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)東京産科婦人科学会 |
巻・号・頁 | 70(3),566-571頁 |
著者・共著者 | 堀部 悠, 熊切 順, 中林 章, 永田 怜子, 菅野 俊幸, 本橋 卓, 秋澤 叔香, 田畑 務 |
発行年月 | 2021/07 |
概要 | Obstructed Hemivagina and Ipsilateral Renal Anomaly(OHVIRA)症候群は女性の泌尿器、生殖器に発生する稀な先天異常である。留血症を認めた際の治療は経腟的操作による外科的治療が基本となるが、留膿症を有する場合は治療に難渋することが少なくない。今回、重複子宮、重複腟の左側腟閉鎖、および両側付属器腫瘍に対し、腹腔鏡下に片側付属器を摘出した1例を経験したので報告する。OHVIRA症候群における留血症や留膿症は比較的若年で発症するため、妊孕能に留意しながらの治療が求められる。有効な治療を施すためには、正確に子宮および腟を評価することが必要であることを再認識した。(著者抄録) |
文献番号 | 2021307658 |