アリイズミ シユンイチ
Ariizumi Shiyun'ichi
有泉 俊一 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | (特集 胆管癌診療の現況)肝内胆管癌の診断・治療のトピックス |
掲載誌名 | 正式名:臨床消化器内科 ISSNコード:0911601X/24332488 |
掲載区分 | 国外 |
出版社 | (株)日本メディカルセンター |
巻・号・頁 | 36(11),1459-1463頁 |
著者・共著者 | 有泉俊一†, 山本雅一 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2021/09 |
概要 | <文献概要>「肝内胆管癌診療ガイドライン(2021年版)」が発刊され,肝内胆管癌の治療アルゴリズムも作成された.肝内胆管癌の手術成績は改善し,とくに最適な手術適応である単発かつリンパ節転移陰性の5年生存率は約60%に達する.一方,多発(肝内転移)かつリンパ節転移陽性では5年生存が見込めず手術非適応である.単発かつリンパ節転移陽性であれば手術成績は改善し5年生存率は約30%であり,ボーダーライン手術適応である.多発(肝内転移)かつリンパ節転移陰性も5年生存率約30%であり,ボーダーライン手術適応である.近年,根治手術例では術後補助化学療法の有用性が報告され,新しい診療ガイドラインでも推奨された.しかし術前化学療法(ネオアジュバント)については確立しておらず今後の検討が必要である.2021年より分子標的治療薬が保険適用となり,切除後再発に対する新たな治療として期待される. |
文献番号 | V924110017<Pre 医中誌> |