アリイズミ シユンイチ
Ariizumi Shiyun'ichi
有泉 俊一 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | (特集 肝胆膵領域腫瘍におけるBorderline resectable/Marginally resectableとは-術前治療の可能性について-)肝内胆管癌 |
掲載誌名 | 正式名:日本外科学会雑誌 ISSNコード:03014894 |
掲載区分 | 国外 |
出版社 | (一社)日本外科学会 |
巻・号・頁 | 122(2),147-152頁 |
著者・共著者 | 有泉俊一†, 山本雅一 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2021/03 |
概要 | 肝内胆管癌の治療は,肝切除が唯一の根治的治療法である.肝内胆管癌の最適な手術適応は単発かつリンパ節転移陰性であり,これらの切除成績は改善され根治切除後の5年生存率は約60%に達する.一方,多発かつリンパ節転移陽性では5年生存は見込めず手術非適応である.多発またはリンパ節転移陽性では,5年生存率が約30%前後でありボーダーライン手術適応と考えられる.切除可能症例に対する術後補助化学療法については前向き試験で有用性が報告され,ガイドラインでも推奨されている.また広範囲な脈管侵襲など高度な局所進展を伴う切除不能(unresectable)症例に対する術前化学療法とconversion手術の報告がある.しかしボーダーライン手術適応例や手術非適応例に対する有用な術前化学療法(ネオアジュバント)はない.今後のさらなる検討が必要である.(著者抄録) |
文献番号 | 2021202570 |