アリイズミ シユンイチ
Ariizumi Shiyun'ichi
有泉 俊一 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | (特集 肝内胆管癌診療の最前線〜ガイドラインReview〜)肝内胆管癌の至適肝切除範囲 |
掲載誌名 | 正式名:胆と膵 ISSNコード:03889408 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 医学図書出版(株) |
巻・号・頁 | 42(9),823-827頁 |
著者・共著者 | 有泉俊一, 山本雅一 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2021/09 |
概要 | 肝内胆管癌診療ガイドライン(2021年版)が発刊され、腫瘤形成型肝内胆管癌の治療アルゴリズムも作成された。腫瘤形成型肝内胆管癌の手術成績は改善し、最適な手術適応である単発かつリンパ節転移陰性の5年生存率は約50〜60%に達する。安全で合理的な手術術式は、サージカルマージンと残肝機能を考慮した肝切除範囲が望ましい。肝切除範囲(major hepatectomyとminor hepatectomyの比較)による術後生存率や無再発生存率には差がないが、major hepatectomyではむしろ術後合併症が多い。近年は根治切除後の術後補助化学療法の有用性が報告されている。したがって腫瘤形成型肝内胆管癌では、サージカルマージンと残肝機能を考慮した安全で合併症の少ない手術と手術後の補助化学療法を考慮する。(著者抄録) |
文献番号 | VA06450009<Pre 医中誌> |