オオツキ ミチオ
Ootsuki Michio
大月 道夫 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | グリメピリド長期投与2型糖尿病患者の臨床的特徴 |
掲載誌名 | 正式名:新薬と臨牀 ISSNコード:05598672 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)医薬情報研究所 |
巻・号・頁 | 58(8),1420-1426頁 |
著者・共著者 | 大月 道夫, 笠山 宗正, 幸原 晴彦, 斎藤 博, 住谷 哲, 山本 浩靖, 稲葉 真希子, 下村 伊一郎 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
発行年月 | 2009/08 |
概要 | グリメピリドを長期継続投与または中止された2型糖尿病患者42例の臨床的特徴に関して、血糖コントロールを指標として検討した。方法はHbA1c 8.0未満の25例を血糖コントロール維持群(グリメピリド平均投与期間5.8年)、HbA1c 80%以上の5例と血糖コントロール悪化によりグリメピリドを中止された8例の合計13例を血糖コントロール不良・中止群として比較した。その結果、血糖コントロール維持群は、血糖コントロール不良・中止群と比べ有意に高齢で、投与開始時のBMIおよびHbA1cが有意に低かった。また、血糖コントロール維持群では治療経過中のグリメピリド投与量には変化を認めなかったが、ビグアナイド薬の併用投与例が有意に増加していた。以上より、グリメピリドは、より高齢で、投与開始時のBMI、HbA1cが低く、ビグアナイド薬の併用がなされている症例ほど長期間有効性を維持できることが明らかとなった。 |
文献番号 | 2009346190 |