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ムラガキ ヨシヒロ
MURAGAKI Yoshihiro
村垣 善浩 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 客員教授 |
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| 論文種別 | 原著 |
| 言語種別 | 日本語 |
| 査読の有無 | 査読なし |
| 表題 | 頭蓋咽頭腫の免疫組織化学的検索による増殖能及び浸潤能 |
| 掲載誌名 | 正式名:日本内分泌学会雑誌 ISSNコード:00290661/2186506X |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社 | (一社)日本内分泌学会 |
| 巻・号・頁 | 77(Suppl.),75-77頁 |
| 著者・共著者 | 今村 強†, 久保長生, 村垣善浩, 氏家 弘, 堀智勝 |
| 発行年月 | 2001/02 |
| 概要 | 1972〜1999年迄に入院加療した頭蓋咽頭腫の患者60名を対象に,手術摘出組織を従来の病理学的検索に加えてサイトケラチン,EMA,MIB-1,およびGFAP等の免疫染色を行った.免疫組織化学的検索は手術標本のホルマリンこてい,パラフィン包埋標本を用いて通常のLSAB法で行い,サイトケラチン,EMA, MIB-1はマクロウエーブで抗原賦活を行った.対象となった症例にMIB-1抗体を用い検索を行ってみたが通常は2%前後であるが高い症例では10%を示す症例もみられた.MIB-1陽性率の高い者は増殖しやすい傾向にあり,MIB-1はそれを反映しているかと思われた.更に腫瘍細胞が周辺脳に索状,島状にみられ,増殖脳が高い症例は再発し易いと思われた.ガンマナイフによる治療が行われた症例は4例しかないが,そのうち1例は再手術がなされ,組織学的検索を行ったが,増殖能は低下していなかった.しかし,腫瘍組織の一部は強い繊維化がみられた |
| 文献番号 | 2001181222 |