ミツボシ シヨウタ
Mitsuboshi Shiyouta
光星 翔太 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 助教 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 肺癌との鑑別を要した結節性リンパ組織過形成(NLH)の1例 |
掲載誌名 | 正式名:日本呼吸器外科学会雑誌 ISSNコード:09190945/18814158 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (NPO)日本呼吸器外科学会 |
巻・号・頁 | 34(7),699-703頁 |
著者・共著者 | 光星 翔太†, 青島 宏枝, 井坂 珠子, 多賀谷 悦子, 長嶋 洋治, 神崎 正人 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2020/11 |
概要 | 【背景】結節性リンパ組織過形成(NLH)は良性局在型の反応性肺リンパ増殖性疾患に分類される稀な疾患である.【症例】71歳,男性.てんかん,橋本病の既往を有し,慢性気管支炎で近医通院中であった.咳嗽が持続し,近医で胸部CTを施行し,左上葉に結節影を指摘され,精査加療目的に当院を紹介受診した.気管支鏡検査で慢性炎症の診断であったが,経時的に結節増大傾向であり,肺癌を否定できず,手術の方針で,当科を受診した.手術は,胸腔鏡下左上葉部分切除術を施行した.病理所見でNLHの診断であった.【考察】NLHは画像上,肺癌と類似し,術前診断が困難で,外科的治療を行われることが多い.組織学的にはMALTリンパ腫との鑑別が重要とされる.【結語】肺癌との鑑別を要したNLHの1例を経験したので,報告する.(著者抄録) |
文献番号 | 2021097083 |