ナカバヤシ アキラ
Nakabayashi Akira
中林 章 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 着床前遺伝子診断の適応における問題点指摘症例の検討 |
掲載誌名 | 正式名:日本受精着床学会雑誌 ISSNコード:09146776 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本受精着床学会 |
巻・号・頁 | 29(1),159-163頁 |
著者・共著者 | 大澤 淑子, 末岡 浩, 佐藤 卓, 高橋 香織, 櫻井 友義, 佐藤 健二, 中林 章, 吉村 泰典 |
発行年月 | 2012/03 |
概要 | 慶應義塾大学病院遺伝相談外来に着床前遺伝子診断(PGD)を希望して来院した231例について報告した。内訳は、家族歴はあるが児を持たないクライアントが78例、遺伝病の児の妊娠経験あり55例、均衡型転座をもち患児出産・反復流産既往あり69例、クライアント自身が遺伝病28例、その他1例であった。慶應義塾大学医学部および日本産科婦人科学会の倫理委員会で承認され、実際にPGDを施行したのは延べ91例で、102例は来院前後に自然妊娠して出生前検査を要した。またPGD適応と判断し、倫理委員会にかけたケースの中にも承認に至らないか、至るまでに照会など議論の対象となったケースも存在した。これらはデュシェンヌ型筋ジストロフィーの2家系、筋強直性筋ジストロフィーの2家系、副腎白質ジストロフィーの1家系の他、Leigh脳症の正常範囲や、均衡型転座の症例で重症な表現形の児を出産した反復流産の既往のない症例などであった。 |
文献番号 | 2012278332 |