ナカバヤシ アキラ
Nakabayashi Akira
中林 章 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 【生殖医療とフローサイトメトリー】迅速・簡便に網羅的コピー数解析を可能とする全ゲノム増幅を用いた着床前診断法 |
掲載誌名 | 正式名:Cytometry Research ISSNコード:09166920/24240664 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本サイトメトリー学会 |
巻・号・頁 | 20(2),5-11頁 |
著者・共著者 | 佐藤 卓, 末岡 浩, 中林 章, 吉村 泰典 |
発行年月 | 2010/09 |
概要 | 新たな着床前診断法として、Multiple displacement amplification(MDA)法を用いた網羅的遺伝子増幅により単一細胞に対する遺伝子診断を行うという方法を考案した。その有用性について検討するため下記の実験を行った結果、実用可能であることが示唆された。1)正常男性のリンパ球由来DNAについてMDAを実施し、分光光度計を用いて収量を定量するとともに、電気泳動法でDNAの増幅の有無を調べた。2)正常男性のリンパ球由来DNAのMDA産物について、dystrophin遺伝子の変異のhot spot検出に用いられるBeggs、およびChamberlainのmultiple Primerを用いたmultiplex PCRを行い、dystrophin遺伝子の19exonの増幅の有無について電気泳動法で分析することにより、exonレベルでの増幅の有無について検討した。3)DMD患者および保因者由来DNAのMDA産物について、TaqMan蛍光probeを用いたreal-time PCRによる遺伝子解析を行い、増幅された遺伝子の塩基配列上の正確性について検討した。4)正常男性のリンパ球由来抽出DNAについて、段階希釈サンプル(100pg/μL・10pg/μL)を作製し、そのうち1μLずつを検体としてMDAを実施し、そのMDA産物について、dystrophin遺伝子特異プローブを用いたMLPA法による相対コピー数解析を行った。 |
文献番号 | 2011005519 |