ナカバヤシ アキラ
Nakabayashi Akira
中林 章 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 着床前遺伝子診断における新鮮胚移植と凍結胚移植の妊娠率の検討 |
掲載誌名 | 正式名:日本受精着床学会雑誌 ISSNコード:09146776 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本受精着床学会 |
巻・号・頁 | 27(1),362-364頁 |
著者・共著者 | 大澤 淑子, 末岡 浩, 高橋 香織, 櫻井 友義, 佐藤 卓, 渡邊 広是, 村越 行高, 中林 章, 安齋 純子, 稲葉 育代, 佐藤 博久, 吉村 泰典 |
発行年月 | 2010/03 |
概要 | 着床前遺伝子診断(PGD)を施行した11例31周期(平均34.6歳:A群)と、年齢をマッチングした不妊症IVF 68例160周期(B群)、不妊症ICSI 74例162周期(C群)について、新鮮胚移植周期の胚移植と凍結胚移植の妊娠率を検討した。A群の疾患はDMD 9例、Leigh脳症、OTC欠損症各1例で、PGD施行結果は総採卵数275個のうち総分割卵数141個、PGD施行卵数112個、正常胚数70個、移植可能胚数56個であった。A群の妊娠成立は6例で、いずれもDMD保因者であり、6例中5例が分娩に至った。新鮮胚移植の症例当たりの妊娠率は37.5%、ET当たりの妊娠率は14.3%で、凍結胚移植5例5周期あたりの妊娠率は60%であった。B群は新鮮胚移植68周期の胚移植当たりの妊娠率が23.5%、凍結胚移植92周期の胚移植当たりの妊娠率が30.4%であった。C群は新鮮胚移植74周期の妊娠率が20.3%、凍結胚移植88周期の妊娠率が17.0%であった。移植胚数別(1〜3個)にみた妊娠率は、各群とも2個の妊娠率が高かったが有意差はなかった。 |
文献番号 | 2010265466 |