ナカバヤシ アキラ
Nakabayashi Akira
中林 章 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 分娩後出血性ショックに対する大動脈閉塞バルーンカテーテルの使用経験 |
掲載誌名 | 正式名:日本産科婦人科学会関東連合地方部会誌 ISSNコード:02858096/13481606 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)関東連合産科婦人科学会 |
巻・号・頁 | 46(1),63-66頁 |
著者・共著者 | 梅津 桃, 増田 健太, 後藤 優美子, 中林 章, 青野 一則, 秋葉 靖雄, 渡邉 豊治, 小西 康博 |
発行年月 | 2009/03 |
概要 | 35歳初産婦。患者は妊娠40週2日に自然陣発したが、分娩遷延のため鉗子分娩となり、4026gの児をApgar score 9/9で娩出した。分娩時の腟壁裂傷に対し縫合が行われたが、総出血量が2000mlであり、血圧が不安定となったため、今回、著者らの施設へ救急搬送となった。搬送時、出血性ショックの状態であり、直ちに鎮静下で挿管し、輸血を開始した。経腹超音波にて後腹膜血腫による出血性ショックと診断され、大動脈閉塞バルーンカテーテルを挿入し、血圧のコントロールを図ったところ、血腫除去および止血縫合術を完遂することができた。術後は後腹膜膿瘍を生じたが、膿瘍ドレナージにて改善し、初回手術より32日目に軽快退院となった。 |
文献番号 | 2009253643 |